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小宮 健太さんの回答
大損した話を見て不安になるお気持ち、よく分かります。失敗パターンを事前に知っておくことは、それを避ける最善の方法です。20代が陥りやすい失敗を整理してお伝えします。
最も多い失敗は、短期間で大きく増やそうとすることです。SNSでは成功談が目立ちますが、その裏には多くの失敗が隠れています。少ない元手を一気に増やそうとFXや暗号資産の短期売買、レバレッジ取引に手を出すと、値動きが激しく、一度の判断ミスで元手の大半を失うことがあります。ご質問の「一気に増やそうとするのは危険か」という点は、まさにその通りです。20代の資産形成は、時間を味方につけてコツコツ増やすのが王道で、短期で大きく狙う必要はありません。
2つ目の失敗は、生活防衛資金を確保せずに投資を始めることです。手元の現金をすべて投資に回すと、急な出費が生じたときに、相場が下がっているタイミングでも売却せざるを得なくなります。これを避けるため、生活費の3〜6か月分は預金で確保しておくのが鉄則です。
3つ目は、よく分からないものに投資することです。友人やSNSの勧めで、仕組みを理解しないまま個別株や怪しい儲け話、未公開株などに資金を入れて失敗するケースは後を絶ちません。「自分が説明できないものには投資しない」を原則にしてください。特に「絶対儲かる」「元本保証で高利回り」は詐欺の常套句です。
4つ目は、暴落時に狼狽売りをすることです。長期投資では相場の下落は避けられませんが、そこで慌てて売ると損失が確定します。下落は安く買えるチャンスと捉え、積立を淡々と続けることが大切です。
これらの失敗の共通点は、「焦り」と「理解不足」です。逆に言えば、生活防衛資金を確保し、NISAで国際分散のインデックス投資を少額から長く続ければ、大きな失敗のリスクを抑えることにつながります。堅実な始め方について迷うことがあれば、IFAなどの専門家に相談すると安心です。
小宮 健太
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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