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小宮 健太さんの回答
個人向け国債を購入するにあたり、買える窓口が多くてどこが得か迷っておられるとのこと。窓口選びの考え方を整理してお伝えします。
まず、最も重要な前提をお伝えします。個人向け国債の金利は、どの金融機関で買っても同じです。財務省が発行条件(金利)を一律に定めているため、銀行・証券会社・ゆうちょ銀行・ネット証券のいずれで購入しても、適用される金利に差はありません。この点で「どこで買っても損得はない」というのが基本です。
では、ご質問の「キャンペーンや使い勝手の違い」はどこに出るのか。差が出るのは、主に次の2点です。
第一に、購入時のキャンペーン(現金プレゼントなど)です。一部の金融機関では、個人向け国債を一定額以上購入すると、現金やポイントを還元するキャンペーンを行うことがあります。金利が同じである以上、こうしたキャンペーンの有無・内容が、実質的な「お得さ」の差になります。たとえば「1,000万円購入で数万円キャッシュバック」といった内容です。ただし、キャンペーンは時期や金融機関によって変わり、購入額の条件もあるため、購入時点で各社の内容を比較するとよいでしょう。
第二に、使い勝手です。すでに口座を持っている金融機関で買えば手続きが簡単です。ネット証券ならオンラインで完結し、店舗に行く手間がかかりません。一方、対面の銀行や証券会社では、窓口で相談しながら購入できる安心感があります。
ご質問の「1,000万円分を買った場合の利息の目安」ですが、これは金利水準によります。仮に変動10年型の適用金利が年1.8%とすると、1,000万円で年間18万円(税引き前)、税引き後で約14.4万円が目安です。金利は発行ごとに変わるため、購入時の最新の適用金利でご確認ください。
「購入窓口の選び方」をまとめます。金利は全窓口共通なので、(1)キャンペーンの有無・内容を比較し、(2)すでに口座があり手続きが簡単なところ、または使い勝手のよいところを選ぶ、というのが合理的です。1,000万円というまとまった金額なら、キャンペーンの差が数万円規模になることもあるため、購入前に複数社を比較する価値があります。
具体的な比較や資産全体での位置づけは、IFAなどの専門家に相談されるのもよいでしょう。
小宮 健太
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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