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小宮 健太さんの回答
つみたて投資枠でインデックス投資を始められ、成長投資枠の使い方を検討されているのですね。成長投資枠と個別株について整理してお伝えします。
まず、ご質問の「成長投資枠で個別株は買えるか」ですが、買えます。新NISAの成長投資枠(年間240万円まで)では、投資信託に加えて、上場株式(個別株)やETF、REITなどにも投資できます。つみたて投資枠が長期積立向けの投資信託に限定されているのに対し、成長投資枠は対象が広いのが特徴です。
ご質問の「成長投資枠とつみたて投資枠の違い」を整理します。つみたて投資枠は、年120万円まで、対象は長期・積立・分散に適した一定の投資信託に限定され、コツコツ積み立てる用途に向きます。成長投資枠は、年240万円まで、対象は投資信託・個別株・ETFなど幅広く、積立だけでなく一括購入もでき、自由度が高いのが特徴です。両方を併用でき、合計で年最大360万円、生涯1800万円(うち成長投資枠は最大1200万円)まで投資できます。
ご質問の「初心者が個別株に手を出して大丈夫か」については、慎重なアドバイスをお伝えします。個別株は、投資信託より値動きが大きく、銘柄選びの知識も必要です。1社に投資する分、その企業の業績次第で大きく上下し、分散の効いた投資信託よりリスクが高くなります。投資中級者とのことですので挑戦する素地はありますが、成長投資枠の全額を個別株に投じるのではなく、一部にとどめ、残りはインデックス投資にする、という配分も考えられます。
ご質問の「個別株や高配当株をNISAで持つメリット・注意点」をお伝えします。メリットは、値上がり益や配当が非課税になることです。特に配当は、課税口座では約20%引かれるところ、NISAなら満額受け取れます。高配当株をNISAで持つと、この配当非課税のメリットを活かせます。
一方、注意点もあります。第一に、NISA口座の損失は損益通算できないため、値下がりリスクのある個別株で損が出ると、課税口座のように他の利益と相殺できません。第二に、個別株は分散が効きにくいため、集中投資にならないよう複数銘柄に分けるか、投資信託と組み合わせる必要があります。
使い方の一例としては、つみたて投資枠で全世界株式などのインデックスをコアに据えつつ、成長投資枠の一部で、応援したい企業の株や高配当株に挑戦する、という形が、リスクを抑えつつ個別株を楽しめる方法です。
成長投資枠は自由度が高い分、使い方次第でリスクも変わります。個別株の選定や配分に迷ったら、IFAなどの専門家に相談されるとよいでしょう。
小宮 健太
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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