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辻 勝隆さんの回答
相続した資金は、まず相続税の納付や今後必要となる生活資金を確保したうえで、余裕資金の運用を検討することが大切です。
投資経験がない場合は、まとまった資金を一度に投資するのではなく、一部を長期・分散投資に回し、残りは時期を分けて投資するなど、購入タイミングを分散する方法も有効です。
また、資産全体を株式だけに偏らせず、債券や現金も組み合わせて資産配分を考えることで、リスクを抑えながら安定した運用を目指すことができます。
相続した資金は金額が大きくなることも多く、運用方法によって将来の資産形成に大きな影響を与えます。迷った場合は、IFAなどの専門家に相談し、ご自身のライフプランや目的に合った運用方法を検討することをおすすめします。
辻 勝隆
株式会社Stock Fine
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小宮 健太さんの回答
親御様の相続でまとまったお金を受け取られ、投資経験がない中でどう扱うか迷っておられるのですね。相続資金の運用は、通常の余裕資金とは少し異なる配慮が必要です。順を追ってお伝えします。
まず、相続直後に最も大切なのは「急いで運用を始めない」ことです。まとまったお金が入ると、金融機関から運用の提案が来たり、早く活かさなければと焦ったりしがちです。しかし、相続手続きや相続税の整理が済むまでは、まず預金など安全な場所に置いておき、落ち着いてから運用を考えるので十分です。
第一のステップは、相続税の確認です。相続税の申告・納付が必要な場合、その分の資金は運用に回さず確保しておきます。相続税は現金での一括納付が原則ですので、納税資金を投資して値下がりすると困ります。相続税の要否や金額は、税理士に確認されると確実です。
第二のステップは、お金の色分けです。相続したお金を、「近い将来に使う予定があるお金」と「当面使う予定のないお金」に分けます。住宅資金や教育資金など使途が決まっているお金は、預金や個人向け国債など安全な場所に置きます。運用に回すのは、当面使う予定のない部分だけです。
第三のステップが、運用の設計です。投資が初めてとのことですので、いきなり大きな金額を値動きの大きい商品に投じるのは避けましょう。おすすめは、NISAを使った国際分散のインデックス投資(全世界株式やS&P500)です。ただし、まとまった相続資金を一度に投じると、直後の下落に動揺しやすいため、数回に分けて投資するか、毎月の積立で時間を分散すると安心です。値動きを抑えたい場合は、株式に債券やバランス型を組み合わせます。
50代という年代を考えると、増やすことと守ることのバランスが大切です。退職後の生活も見据え、リスクを取りすぎない配分にするのが賢明です。
相続したお金は、亡くなった方が遺してくれた大切な資金です。焦らず、まず相続税の整理と色分けを済ませ、当面使わない部分だけを無理のない範囲で運用する。この順序を守れば、大きな失敗は避けられます。相続税の論点は税理士に、運用設計はIFAなどの専門家に相談されると、安心して進められます。
小宮 健太
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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