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青木 光さんの回答
結婚を機に本格的な資産形成を始められるとのこと、とても良いタイミングです。30代は運用期間を長く取れるため、ある程度リスクを取って成長を狙える年代です。標準的な考え方を整理してお伝えします。
まず、30代なら株式の比率を高めにできる、というのが基本です。運用期間が30年前後あれば、途中の値下がりがあっても回復を待つ時間が十分にあります。そのため、教科書的には資産の7〜9割を株式などのリスク資産に、残りを現金・債券に、という配分が一つの目安とされます。若いうちはリスク資産を厚めにして、年齢とともに安定資産を増やしていく考え方です。
具体的な中身としては、全世界株式やS&P500といった国際分散されたインデックス投資を中核に据えるのが、わかりやすく再現性の高い方法です。これ一本でも世界中の企業に分散投資できるため、初心者でも管理がしやすいのが利点です。値動きを少し抑えたい場合は、債券やバランス型を1〜2割組み合わせます。
ただし、配分を決める前に必ずやるべきことがあります。1つ目は、生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を預金で確保すること。2つ目は、将来の支出予定を整理することです。ご相談者のように住宅購入や子どもの予定がある場合、頭金や教育費の初期費用など近い将来に使うお金は、投資ではなく預金で確保します。当面使わないお金だけを、上記のリスク資産に振り向けます。
共働きのご家庭であれば、NISAを夫婦それぞれで活用することで、非課税枠を大きく使えます。毎月の積立を自動化し、ボーナス時に上乗せするなど、入金力を活かす工夫も有効です。
将来の支出を見据えつつ、長期・分散・積立を基本に。住宅や教育の計画と運用をどう両立させるかは、家計全体を見ながらIFAなどの専門家と設計されると、ご家庭に合った形が見えてきます。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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