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青木 光さんの回答
お子さんが生まれ、将来のお金を考え始められたとのこと、とても大切な一歩です。30代は運用期間を長く取れる有利な年代なので、その強みを活かした方法をお伝えします。
30代におすすめの基本は、NISAを使った国際分散のインデックス投資です。全世界株式やS&P500といった投資信託を毎月積み立てる方法で、運用期間が30年前後取れる30代では、複利の効果を最大限に活かせます。少額から始められ、世界中に分散投資されるため、忙しい子育て世代でも管理がしやすいのが利点です。
ただ、ご相談のように「教育費・住宅・老後と目的が多くて何から手をつければよいか分からない」という状態こそ、30代の典型的な悩みです。ここは順序立てて整理しましょう。
最優先は、生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を預金で確保することです。これが土台になります。次に、目的を時期で分けます。住宅購入の頭金など5年以内に使うお金は、値下がりすると困るので預金で確保します。お子さんの教育資金のうち、大学進学など十数年先に使うお金は、時間を味方にできるためNISAでの積立運用が向きます。老後資金は最も先なので、NISAやiDeCoでしっかり運用できます。
iDeCoは60歳まで引き出せない代わりに節税効果が大きいため、老後資金と割り切れる範囲で活用すると効率的です。教育費や住宅資金は引き出しの柔軟性が要るので、NISAや預金で対応します。
つまり、生活防衛資金 → 近い支出は預金 → 教育・老後の長期資金はNISA/iDeCoで運用、という優先順位が一つの型です。共働きであれば、夫婦それぞれのNISAを活用すると非課税枠を大きく使えます。
すべてを一度に完璧にやる必要はありません。まず生活防衛資金と少額の積立から始め、慣れたら増やしていけば十分です。ご家庭の目的に合った配分は、IFAなどの専門家と一緒に整理されると、迷いなく進められます。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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