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青木 光さんの回答
金融資産1,000万円の達成、おめでとうございます。コツコツ続けてこられた成果ですね。「1,000万円を超えると世界が変わる」という言葉について、実際のところを整理してお伝えします。
まず、最も実感しやすい変化は「複利の効きが大きくなる」ことです。資産が大きいほど、同じ利回りでも増える金額が大きくなります。たとえば年利5%なら、100万円では年5万円ですが、1,000万円では年50万円です。これまで入金(貯蓄)が資産増加の主役だったのが、1,000万円を超えると運用益の貢献が無視できない大きさになり、「お金がお金を生む」感覚が出てきます。これが「世界が変わる」と言われる中身の一つです。
第二に、選択肢が広がります。1,000万円あると、生活防衛資金を確保したうえで、ある程度の金額を長期運用に回す余裕が生まれます。資産配分(株式・債券・現金のバランス)を本格的に考える段階に入ります。
ご質問の「次にやるべき運用の見直し」としては、3点あります。1つ目は、資産が一つの口座や商品に偏っていないか点検すること。2つ目は、生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を確保したうえで、長期資金をNISAなどで国際分散投資に回すこと。3つ目は、年に1回、資産配分が方針からずれていないか見直す習慣をつけることです。
逆に「やってはいけないこと」も重要です。1,000万円という金額に気が大きくなり、値動きの大きい個別株や高利回りをうたう商品に集中投資するのは禁物です。また、「1,000万円を超えたから」と生活レベルを一気に上げてしまうと、せっかくの資産形成のペースが鈍ります。これまでの堅実な習慣を維持することが、次の大台への近道です。
なお、銀行預金は1,000万円とその利息までが預金保険で保護されます。預金中心の方は、1,000万円を超える部分の置き場所も意識するとよいでしょう。資産が増えた今だからこその配分の見直しは、IFAなどの専門家と整理されると効果的です。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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