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村岡 慎平さんの回答
資産1億円は、運用の自由度が大きく広がる水準です。元本が大きいため、保守的な運用でも、得られる金額は十分にまとまったものになります。ここからは「いかに守りながら、なお増やすか」「築いた資産を減らさないか」が論点です。
1億円以上の世帯は全体の数%程度とされます。この規模では債券メインでインカムを安定させ、一部で株式等の成長資産も持つ、といった重層的な設計が可能になります。仮に1億円を年率を一定の前提で運用すれば、年間数百万円規模のリターンも見込めます(複利・税引き前の仮定で、保証ではありません)。
リタイアせず働き続ける人が多いのは、資産を取り崩さずに運用を続けられ、複利をさらに効かせられるからです。収入があるうちは攻めの余地を残せます。
ただし、資産が大きいほど分散の重要性が増します。攻めるとしても、集中投資ではなく分散の中で行うのが鉄則です。この規模の運用と資産防衛はIFAなど専門家と、税務面は税理士と連携して設計すると、効率と安全を両立できます。
村岡 慎平
株式会社Stock Fine
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小宮 健太さんの回答
事業の売却益も含めて資産1億円が見えてきたとのこと、大きな節目ですね。1億円を超えると生活や運用がどう変わるか、現実的な観点で整理してお伝えします。
まず「1億円以上を持つ世帯の割合」についてです。野村総研の分類では、純金融資産1億〜5億円が「富裕層」とされ、これに該当する世帯は日本全体の数%程度です。さらに5億円以上の「超富裕層」はごく一握りです。1億円は、上位数%に入る水準ということになります。
生活面での変化ですが、実は「派手に変わるわけではない」というのが実態に近いです。1億円を築く方の多くは、堅実な金銭感覚を維持しており、資産が増えても生活レベルを急に上げることはあまりありません。むしろ、資産を「守る」意識が強まるのが特徴です。
運用面では、変化が明確に出ます。第一に、運用益の規模が大きくなります。年4%なら年間400万円で、これは資産が労働収入並み、あるいはそれ以上を生み出すことを意味します。第二に、「増やす」より「守りながら維持する」発想への転換が起きます。すでに十分な資産があるため、大きなリスクを取って増やす必要性が薄れ、いかに減らさず、インフレや税で目減りさせないかが主眼になります。
ご質問の「達した人がリタイアせず働き続ける理由」についてですが、これはよく見られる現象です。理由は、仕事そのものにやりがいを感じている、社会とのつながりや生活リズムを保ちたい、資産をさらに次世代に残したい、などさまざまです。経済的自由を得ても働き続けるのは、お金以外の動機が大きいことの表れです。
「資産を守るために変えるべきこと」としては、分散の徹底(一つの資産・通貨・国に偏らない)、相続・贈与対策の検討、そして信頼できる専門家との関係構築が挙げられます。1億円規模になると、税金や相続が運用と同じくらい重要なテーマになります。資産の守り方と承継については、IFAや税理士などの専門家と総合的に設計されることをおすすめします。
小宮 健太
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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