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青木 光さんの回答
家計の見直しにFP相談を検討する一方、「保険を売られるだけで意味がない」という口コミを見て迷っておられるのですね。この評価が当たる場合と当たらない場合を、整理してお伝えします。
まず結論から言えば、「FP相談は意味がない」は、半分正しく半分誤りです。意味がなくなるかどうかは、どのFPに、何を相談するかで決まります。
「意味がない」と言われる背景には、無料FP相談の収益構造があります。無料相談の多くは、保険会社や代理店と提携したFPが担当し、保険商品の契約で収益を得ます。そのため、相談が保険の提案に偏り、「家計相談のはずが保険を売られて終わった」という不満につながりやすいのです。この意味では、「保険ありきの無料相談」は、中立的な助言を期待すると期待外れになることがあります。
一方で、「相談する価値があるケース」も明確にあります。第一に、家計やライフプランの全体像を整理したいときです。収入・支出・教育費・住宅・老後資金の見通しを、専門家と一緒に数字に落とすのは有益です。自分一人では気づきにくい課題が見えます。第二に、お金の知識が少なく、何から手をつければよいか分からないときです。基礎的な道筋を示してもらえます。第三に、相談料を払ってでも中立的な助言が欲しいときです。相談料制の独立系FPなら、商品販売の動機がないため、フラットな助言を受けやすくなります。
逆に「自分で調べれば足りるケース」もあります。NISAの始め方や基本的な投資信託の選び方など、書籍や信頼できる情報源で学べる内容であれば、相談しなくても対応できます。
ご質問の「相談を有意義にするコツ」は3つです。1つ目は、FPの収益構造を確認すること(無料なら何で収益を得ているか)。2つ目は、相談したいことを事前に整理し、保険の話に流されないよう主導権を持つこと。3つ目は、その場で契約せず、提案は持ち帰って検討することです。
FP相談は、使い方次第で有意義にも無意味にもなります。中立的な助言を重視するなら、相談料制のFPや、商品販売を主目的としないIFAなどを選ぶと、「売られて終わり」を避けられます。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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