1
名のプロが回答中
ベストアンサー
A
渡辺 吉祐さんの回答
収入が多くない中で新NISAの積立額に悩んでおられるのですね。「月1万円でも意味があるのか」という疑問に、具体的な数字でお答えします。
まず結論から言えば、月1万円でも十分に意味があります。むしろ、無理のない金額で「長く続けること」のほうが、金額の大きさより重要です。
具体的に見てみましょう。月1万円を年利5%で積み立てた場合、20年後には元本240万円に対して約411万円、30年後には元本360万円に対して約832万円が一つの目安です(複利・税引き前、利回りは保証されません)。月3,000円でも、30年で元本108万円が約250万円になる計算です。少額でも、長期間続けることで複利が働き、着実に増えていきます。20代から始めれば、この時間の効果を最大限に活かせます。
ご質問の「月1万円・3万円は意味ない?」という意見について補足します。こうした意見は、「月1万円では老後資金として十分な額にならない」という文脈で語られることが多いです。確かに、より大きな資産を目指すなら積立額は多いほうが有利です。しかし、それは「月1万円が無意味」という意味ではありません。少額でも、始めないより始めたほうが圧倒的に有利で、特に若いうちの少額積立は時間を味方にできます。「金額が小さいから意味がない」のではなく、「続けることに意味がある」のです。
ご質問の「同年代の平均的な積立額」ですが、20代の積立額は月1万〜3万円程度が一つのボリュームゾーンとされます。収入に応じて無理のない範囲で設定している人が多く、月1万円は決して少なすぎる金額ではありません。
「無理のない金額の決め方」をお伝えします。基本は、手取り収入の1〜2割を目安に、生活に支障のない範囲で設定します。まずは生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を預金で確保し、それとは別に、毎月確実に積み立てられる金額を決めます。最初は月1万円から始め、昇給やボーナスに合わせて少しずつ増やしていくのが現実的です。途中で金額を変更することも、積立を一時停止することもできるので、まずは始めてみることが大切です。
20代で月1万円の積立を始めるのは、将来への非常に良い第一歩です。金額の大小を気にするより、早く始めて長く続けることを優先してください。商品選びや金額設定に迷ったら、IFAなどの専門家に相談すると、ご自身に合った無理のない計画が立てられます。
渡辺 吉祐
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
あなたに合うアドバイザーが見つかる
