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山下 広祐さんの回答
1億円あれば、運用次第で利息・配当だけの生活も十分に視野に入ります。元本が大きいため、適度なリスクを取れば、まとまったインカムを継続的に得られます。
税引き後の年間収入を運用方法別に見ます。
(1)1億円を税引き前3%で運用すれば年300万円(税引き後でおよそ240万円程度)
(2)4%なら年400万円(同320万円程度)
(3)5%なら年500万円(同400万円程度)
が目安です(いずれも税引き前の利回り想定で、保証された数字ではありません)。
3〜4%は個別の債券投資で現実的に狙える高水準です。積極的に設計するなら、一部個別株を組み入れます。
ただし、利回りを欲張るほどリスクも増します。分散を保ちながらインカムを最大化するのが要点です。利息生活の具体的なポートフォリオは、IFAなど専門家と組むと、現実的かつ効率的に設計できます。
山下 広祐
株式会社Stock Fine
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青木 光さんの回答
退職金と相続で1億円規模の資産を築かれたとのこと。元本を減らさず利息や配当で暮らせるか、というのは資産を持つ方の自然な関心です。現実的な数字で整理してお伝えします。
まず、運用先別に税引き後の年間収入の目安を見てみましょう。すべて税引き前の利回りを仮定し、約20%課税で計算します。
預金(金利を仮に0.4%とすると)では、年間40万円・税引き後約32万円で、これだけで生活するのは困難です。個人向け国債(変動10年、仮に1.8%)では年間180万円・税引き後約144万円。安全ですが、これも生活費には不足すると思われます。高配当株や高配当ETF(利回り4%と仮定)では年間400万円・税引き後約320万円・月約27万円となり、生活費を賄える水準に届きます。
つまり、「利息生活」が成立するかは、何で運用するかと、必要な生活費の水準次第です。安全性の高い預金や国債だけでは、現在の低金利下では1億円でも生活費を賄うのは難しい一方、配当や分配金を含めた運用なら、月20〜27万円程度の収入は十分に狙えます。
ただし、重要な注意点があります。第一に、利回りの高い運用ほど元本の値動きリスクも伴います。「元本を減らさず」を厳密に守るなら預金・国債中心になりますが、それでは収入が物足りない。収入を増やそうと配当重視にすれば、株価変動で元本は上下します。このトレードオフを理解しておく必要があります。
第二に、インフレです。物価が上がると、同じ利息収入でも実質的な購買力は下がります。元本を完全に固定すると、長期的にはインフレで目減りします。これを防ぐには、資産の一部を成長資産で運用し、収入と元本の両方をインフレに追随させる発想が要ります。
現実的な解は、預金・国債で「守る」部分を確保しつつ、配当・分配の出る資産で「収入を生む」部分を持ち、一部は成長資産でインフレに備える、という組み合わせです。1億円あれば、この設計で安定した利息・配当生活は十分に現実的です。具体的な配分は、IFAなどの専門家と設計されることをおすすめします。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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