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村岡 慎平さんの回答
1億円があれば、手堅く運用を続けることで早期リタイアは十分に現実的になります。ただ貯金を切り崩すだけでは月30万円の支出で約28年で底をつきますが、資産を働かせればそれ以上長く持たせることが期待できます。
リタイアを成功させるポイントは以下の3点です。
・数年分の生活費を現金で確保する:株価の下落局面に備え、当面のお金は安全な口座に分けておく。
・物価上昇(インフレ)に備える:現金の持ちすぎによる価値の目減りを防ぐため、一部は投資に回す。
・年金も考慮して計画する:年金がもらえるようになれば、さらに生活の安定感が増す。
つまり「手前のお金で生活を支え、奥のお金に働いてもらう仕組み」を作ることが大切です。債券メインのポートフォリオを作成しインカム収入を安定させ日々の消費に充当することも可能です。本当に実現できる計画を立てたいときは、信頼できる専門家と一緒に具体的なシミュレーションをしてみるのがおすすめです。
村岡 慎平
株式会社Stock Fine
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渡辺 吉祐さんの回答
資産1億円に到達され、早期リタイアが視野に入ってきたとのこと。「何年暮らせるか」「リタイアできるか」を、現実的な数字で整理してお伝えします。
まず単純計算です。生活費が月30万円(年360万円)の場合、運用せずに取り崩すだけなら、1億円は約27〜28年でなくなります。50代でリタイアして90歳近くまでと考えると、ぎりぎり、あるいはやや不足する可能性があります。
ここで「運用しながら取り崩す」と話が変わります。1億円を年利3%で運用しながら年360万円を取り崩す場合、運用益が取り崩しをかなり補うため、計算上は資産がほとんど減らない、あるいは40年以上もつ可能性も出てきます。4%ルール(年間生活費の25倍の資産があれば運用しながら30年もちやすい)に当てはめると、年360万円の生活費なら必要資産は9,000万円ですので、1億円はこれを満たしています。つまり、運用を続ける前提なら、月30万円の生活は十分に持続可能な水準です。
「年金を加味した見通し」も重要です。リタイアしても、将来的には公的年金を受け取れます。年金収入が加われば、資産からの取り崩し額はその分減り、資産寿命はさらに延びます。たとえば65歳から年金が月15万円入れば、取り崩しは月15万円で済むようになり、資産の持続性は大きく高まります。
ただし、リタイア計画が崩れるリスクも知っておくべきです。第一に、想定外の支出(医療・介護・住宅修繕など)です。第二に、インフレで生活費が上昇することです。第三に、リタイア直後の数年に大きな相場下落が来ると、資産の目減りが早まる「シーケンスリスク」です。これらに備え、生活費の数年分は値動きのない預金で確保し、運用部分は分散しておくことが大切です。
結論として、1億円は月30万円の生活なら、運用を続け年金も加味すれば、リタイアは十分に現実的です。ただし、計画の堅牢さが鍵を握ります。取り崩し設計やリスクへの備えは、IFAなどの専門家と一緒に詰められることをおすすめします。
渡辺 吉祐
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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