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辻 勝隆さんの回答
公務員でも資産運用は可能で、法律で禁止されている「副業」には当たりません。株式投資や投資信託はあくまで個人の資産管理であり、NISAやiDeCoも問題なく活用できます。むしろ安定した収入がある公務員だからこその強みがあります。
運用のポイントは以下の3点です。
高い積立力を活かせる:景気に左右されず毎月の給与が安定しているため、市場が下がったときでも焦らず淡々と積立投資を続けられます。
不動産投資の規模に注意:投資自体は自由ですが、不動産投資で一定の規模(5棟10室など)を超えると事業とみなされ、事前の許可が必要になります。
勤務中の取引はしない:公務員が、勤務時間中において、売買の注文を発注することは、職務専念義務違反(国家公務員法第101条・地方公務員法第35条)のおそれがあります。
元本割れのリスクに備え、NISAなどを活用して世界中に細かく積立投資をする方法は、公務員の安定収入と非常に相性が良いと言えます。ご自身のキャリアに合わせた最適なプランは、信頼できる専門家と一緒に設計を進めるのがおすすめです。
辻 勝隆
株式会社Stock Fine
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A
青木 光さんの回答
公務員は副業が禁止されているため、資産運用も規則に触れるのではと不安に思われるのですね。結論から申し上げると、公務員も資産運用は問題なくできます。安心していただける根拠と、注意点を整理してお伝えします。
まず、公務員の副業を制限しているのは、国家公務員法や地方公務員法の規定で、主に「営利企業の経営や継続的な事業への従事」を制限するものです。ここでいう禁止対象は、たとえば事業として店舗を経営する、不動産賃貸を事業規模で行う、報酬を得て継続的に働く、といった「労働・事業」です。
一方、株式投資・投資信託・NISA・iDeCoといった資産運用は、自分の資産を金融商品で運用する「資産形成」であって、事業や労働には当たりません。そのため、これらは公務員でも制限なく行えます。実際、多くの公務員の方がNISAやiDeCoで資産運用をしています。むしろiDeCoは公務員も加入でき、老後資金づくりの有力な手段です。
ご質問の「禁止される副業との線引き」を整理すると、こうなります。問題ないのは、株式・投資信託・債券・NISA・iDeCoでの運用、少額の不動産投資(事業的規模に至らない範囲)などです。注意・許可が必要なのは、事業的規模の不動産賃貸(一般に5棟10室以上などが目安とされます)、FX や暗号資産の取引を「事業」と見なされるほど大規模・継続的に行う場合、勤務時間中の取引などです。不動産投資を大きく行う場合は、所属先への確認や承認が必要になることがあります。
確定申告については、給与以外の所得(投資の利益など)が一定額を超える場合や、特定口座(源泉徴収あり)を使わない場合に必要になることがあります。NISAなら非課税で申告も不要、特定口座(源泉徴収あり)を選べば原則申告不要になるため、手間を抑えられます。
安定した収入と高い信用力を持つ公務員は、計画的な資産形成に向いています。まずはNISAやiDeCoを活用した国際分散の積立投資から始めるのが王道です。生活防衛資金を確保したうえで、当面使わないお金を長期運用に回すとよいでしょう。規則面で不安が残る場合は所属先の規定を確認しつつ、運用設計はIFAなどの専門家に相談されると安心して始められます。
青木 光
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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