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山下 広祐さんの回答
投資信託は、1本で世界中に分散投資でき、少額から始められる、資産形成の強力な手段です。正しく選べば、効率よく資産を育てられます。
選ぶ基準は、
(1)低コスト——信託報酬が低い(インデックス型で年0.1〜0.2%程度)ものほど、長期のリターンが手元に残る
(2)運用方針——世界経済の成長を取り込める国際分散インデックスが王道
(3)純資産総額——大きく増えているファンドは人気と安定の証
(4)運用実績
です。
人気ランキングは、参考にはなります。全世界株式(オルカン)やS&P500のインデックスファンドが上位に来るのは、多くの投資家が「低コストで分散が効く優良な選択」と判断しているからです。これらは、長期・積立・分散で複利を効かせる王道商品です。
積極的に増やしたいなら、これらインデックスを軸にしつつ、成長性の高い地域・テーマのファンドを一部組み込む選択もあります。ただし、テーマ型は値動きが大きいため、あくまで一部にとどめます。
避けたいのは、毎月分配型(複利が効きにくい)や、信託報酬が高いファンドです。これらはリターンを削ります。
まずは低コストの全世界株式やS&P500を軸に、非課税枠で積み立てるのが、効率的な王道です。攻めの組み合わせは、IFAなど専門家と組むと、効率よく設計できます。
山下 広祐
株式会社Stock Fine
その他の専門家の回答
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渡辺 吉祐さんの回答
投資信託を始めたいが種類が多すぎて選べない、というのは初心者共通の悩みです。選び方の基準と、避けるべき銘柄の特徴を整理してお伝えします。なお、特定銘柄の断定的な推奨は控え、選び方の考え方をお伝えします。
まず、ご質問の「ランキング上位を選べばいいのか」についてです。ランキングは参考になりますが、それだけで選ぶのは危険です。ランキングは「売れている」「話題になっている」順であることが多く、必ずしも「あなたに最適」とは限りません。流行のテーマ型ファンドがランキング上位に来ることもあり、それが長期保有に向くとは限らないのです。ランキングは出発点として参考にしつつ、以下の基準で中身を見ることが大切です。
「投資信託を選ぶときに見るべきポイント」を挙げます。第一に、手数料(コスト)です。購入時手数料と、信託報酬(毎年かかる運用コスト)を確認します。長期投資では、コストの低さが効きます。インデックスファンドなら年0.1〜0.2%程度の低コスト商品があります。第二に、運用方針と中身です。何に投資する商品か(全世界株式、米国株式、債券など)を理解し、自分の方針に合うか確認します。第三に、純資産総額です。規模が大きく安定して資金が集まっている商品は、運用が安定しやすく、繰上償還(運用中止)のリスクも低めです。第四に、分散の効き具合です。1本で広く分散される商品を選べば、個別企業のリスクを避けられます。
初心者の中核としては、全世界株式(オール・カントリー)やS&P500に連動する低コストのインデックスファンドが王道です。これ1本で広く分散でき、コストも低く、管理がシンプルです。
ご質問の「避けるべき(おすすめしない)銘柄の特徴」を具体的にお伝えします。第一に、手数料の高い商品です。購入時手数料が数%、信託報酬が年1.5〜2%を超えるような商品は、長期では不利になりやすいです。第二に、毎月分配型です。毎月お金がもらえる魅力がありますが、分配金が運用益でなく元本を取り崩して支払われている場合があり、複利効果を損ないます。資産形成期には不向きとされます。第三に、テーマ型ファンドです。「AI」「環境」など特定テーマに集中する商品は、流行時に高値で買い、ブームが去ると大きく下げるリスクがあります。第四に、レバレッジ型・ブル/ベア型です。値動きを増幅させる商品で、短期売買向けであり、長期保有には向きません。第五に、複雑で仕組みの分かりにくい商品全般です。
まとめると、「低コスト・分散が効く・運用が安定・自分の方針に合う」商品を選び、「高コスト・毎月分配型・テーマ型・レバレッジ型」は避ける、というのが基本です。迷ったら、全世界株式の低コストインデックス1本から始めるのが堅実です。商品選びに不安があれば、IFAなどの専門家に相談すると安心です。
渡辺 吉祐
株式会社アリスタゴラ・フィナンシャル・サービス
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